本日もようこそいらっしゃいました♨
2023年秋アニメも各作品スタートを切り、「どれを見ようか」とワクワクされていることと思います。
こちらの湯では、50本以上の2023秋アニメの第1話を視聴後に、「ギャグ・娯楽」系としておすすめする7作品を厳選し、ランキング形式でお届けします。
『頭空っぽにして観たい!』『くだらない話が好き』『笑顔になれるアニメを探してる!』という方は、本記事の作品がおすすめです。
悩みに悩んだ末、無理やりランキングにしておりますが、あまり順位は気にせず、気になったもがあったら是非チェックしてみてください。今期もあなたが素敵な作品に出会えますように。
2023秋「ギャグ・娯楽」アニメ 第一話トップ3
※本ランキングでは、長寿番組作品はなるべく入れないようにし、今期新たに始まった作品や、シリーズの歴史が浅いものを優先して上位に入れております。
※本ランキングは、番頭個人の主観によるものです。「推し作品入ってない…」と落ち込ませてしまった場合は、…すみません。
※「ギャグ・娯楽」部門では、ギャグ要素の強い作品、エンタメ性の強い作品を中心にピックアップしております。
それでは、超厳選の「『ギャグ・娯楽』部門・トップ3」をご紹介します。
第1位:君のことが大大大大大好きな100人の彼女
とにかく笑えて元気になれる!という基準で選んだ結果、2023秋アニメでは『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』を1位に選ばせていただきました!
中学時代に100回の失恋を経験した愛城恋太郎(あいじょうれんたろう、cv:加藤渉)が、神社で出会った恋の神様に「高校で運命の人と100人出会う」と告げられ、入学した高校で本当に運命の人に出会ってしまい、さらにはその運命の人と愛さなければ相手が死ぬことになってしまうという超ハーレム・ラブコメ作品です。
運命の人=ヒロインが100人も登場するのか?という規格外なハーレム作品で続きが気になる展開ですし、ギャグのレベルが高くテンポがとても良いため、体感30秒で1話が終わりました。
恋太郎はまじめな好青年であるにもかかわらず、しっかりと的確なツッコミをリズムよく連発するし、かと思えば天然炸裂のボケをかまし、すぐさま他のキャラがツッコんでくれるという笑いの連続が良いですね。
これは私の考えですが、「ラブコメ」というジャンルは「ラブ(恋愛)」の要素と「コメ(ギャグ)」の要素のバランスが作品によって異なっていて、「ラブ」が多い作品は「コメ」要素が低くなり、ギャグ要素の高い作品は「ラブ」要素が少なくなるという自己矛盾を抱える宿命を背負っていると思います。しかし本作は、恋愛・ギャグがどちらも減速することなくフルパワーで盛り込まれていて、「これぞ真のラブコメ!」と太鼓判を押したくなりますね。
他作品の話をネタで挟んでくるのも楽しいですし、あらゆる要素が「次回はどう来るんだ?」と気になってしまう良質な第一話でした。
この作品がおすすめな方・・・
- ハーレムものが好き
- 恋愛に真っすぐなキャラたちを観たい
- 100回はさすがにないけど5回くらいはフラれたことがある
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』作品情報
- 制作:バイブリーアニメーションスタジオ
- キャスト:
愛城恋太郎:加藤渉
花園羽香里:本渡楓
院田唐音:富田美憂
好本 静:長縄まりあ
栄逢凪乃:瀬戸麻沙美
薬膳楠莉:朝井彩加
神様:千葉繁
- スタッフ:
監督:佐藤光
シリーズ構成:あおしまたかし
キャラクターデザイン・総作画監督:矢野茜
美術監督:扇山秋仁
色彩設計:松山愛子
撮影監督:島直美
編集:武宮むつみ
音響監督:土屋雅紀
音響効果:中島勝大
音響制作:ブシロードムーブ
音楽:睦月周平 滝澤俊輔 eba
- 公式HP:https://hyakkano.com/
- 公式X(Twitter):https://twitter.com/hyakkano_anime
第2位:新しい上司はど天然
とにかく笑えて元気になれる!2023秋アニメ『ギャグ・娯楽作品』の第2位に選ばせていただいたのは『新しい上司はど天然』です!
前職で上司からのパワハラで心身を病み転職した青年・桃瀬(ももせ、cv:西山宏太朗)が、新しい会社に緊張していたところ、現れた上司・白崎主任(しろさき、cv:梅原裕一郎)が超絶天然、しかも桃瀬の想像をはるかに超える優しい先輩だったというほんわかオフィス作品です。
こちらの作品は、別記事の【癒しアニメ】の枠でも紹介する予定ですが、ギャグ作品枠でもランクインです。
癒しアニメ枠として王道である「恵まれた職場環境での優しい世界」という路線はしっかり確保しつつ、この作品の凄いところはギャグのレベル・タイミング・温度感がとても気持ちがいいところですね。
白崎主任が繰り出すボケの密度が非常に高く、30分間ずっと笑わされてしまうのですが、主人公・桃瀬になったつもりで、「笑いをこらえ」ながら観るのも楽しい作品となっています。
腹筋が痛くなり、「このレベルで次も来られたらやばい笑」と第2話を早く見たくなる第一話でした。
この作品がおすすめな方・・・
- 天然さんが好き
- 仕事や日常でよく失敗をしてしまう
- お腹が痛くなったら生理痛薬でなんとかなる(ならない
『新しい上司はど天然』作品情報
- 制作:A-1 Pictures
- キャスト:
白崎優清:梅原裕一郎
桃瀬健太郎:西山宏太朗
青山光男:杉田智和
金城愛悟:福山潤
白桃:下野紘
- スタッフ:
監督:阿部記之
副監督:河野亜矢子
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン:安田京弘
総作画監督:安田京弘 中村深雪 岩崎令奈
プロップデザイン:福世真奈美
美術監督:田村せいき(アニメ工房 婆娑羅)
色彩設計:ホカリカナコ
色彩設計補佐:枝川茜
撮影監督:重家優子(EXPLOSION)
音楽:中山真斗
- 公式HP:https://do-tennen.com/
- 公式X(Twitter):https://twitter.com/do_tennen_anime
第3位:ミギとダリ
とにかく笑えて元気になれる!2023秋アニメ『ギャグ・娯楽作品』の第3位に選ばせていただいたのは『ミギとダリ』です!この作品はまず、オフィシャルのあらすじをそのままお載せするところから始めましょう・・・。
【1990年2月、神戸市北区オリゴン村。児童養護施設で過ごしていた双子の少年ミギとダリは、ある日裕福で穏やかな老夫婦、園山夫妻に養子として迎えられる。しかしそれはふたりの少年「ミギ」と「ダリ」としてではなく、ひとりの少年「園山秘鳥」としてだった。二人は正体を隠し、園山秘鳥を演じながらオリゴン村に溶け込んでいく。一体何のために二人で一人の人間を演じているのか。そこには大きな秘密と恐るべき目的があった。】
…はい!ここまで読んでいただき、重厚なサスペンス劇が開幕するのかと思いきや…、今期最大の「裏切り」といってもいいほど、その中身のギャップに驚かされます。
あまりいうとネタバレになってしまいますが、一言で言うと壮大なギャグ作品です。
いや、あのですね。原作者情報を確認すべきだった…原作は『坂本ですが?』で世にシュールなギャグを届けた佐野菜見さんだったのですよ。
佐野さんが繰り出す、シリアスなのに笑ってしまうシーンだらけで、「え、ここ笑っていいんだよね?」と動揺しながら視聴を終えた第一話でした。
ただ、基本線としては「一瞬でもバレたらすべてが終わる」という緊張感のある物語ですので、続きが気になってしまいました。
この作品がおすすめな方・・・
- サスペンスが好き
- まじめだけどギャグ盛りだくさんな話が見たい
- テーブルクロスの布が短くてヒヤヒヤする
『ミギとダリ』作品情報
- 制作:GEEKTOYS×CompTown
- キャスト:
ミギ:堀江瞬
ダリ:村瀬歩
秋山俊平:浅沼晋太郎
堤丸太:武内駿輔
一条瑛二:河西健吾
園山洋子:三石琴乃
園山 修:松山鷹志
メトリー:諸星すみれ
みっちゃん:斉藤貴美子
一条怜子:朴璐美
一条 瑛:川島得愛
一条華怜:関根明良
- スタッフ:
監督・シリーズ構成・音響監督:まんきゅう
副監督:榎本守
キャラクターデザイン・総作画監督:西畑あゆみ
衣装デザイン:本多恵美 満若たかよ 藤井望
プロップデザイン:Color&Smile
料理デザイン:レコメンデーション
美術設定:平義樹弥
美術監督:若林里紗
色彩設計:のぼりはるこ
3D監督:小川耕平(CompTown)
撮影監督:渡辺実花
編集:後藤正浩
音楽:世武裕子
- 公式HP:https://migitodali.com/
- 公式X(Twitter):https://twitter.com/MigiToDali
2023秋「ギャグ・娯楽」アニメ こちらもおすすめ
ここからは、悩んだ末トップ3には入れられませんでしたが、まだまだ良作の予感がする作品をご紹介していきます!
第4位:豚のレバーは加熱しろ
とにかく笑えて元気になれる!2023秋アニメ『ギャグ・娯楽作品』、次にご紹介するのは、『豚のレバーは加熱しろ』です!
豚のレバーを生食してしまい意識を失った主人公のオタク男(cv:松岡禎丞)が、異世界に転生したのはいいものの、人ではなく豚に転生してしまい、心が読める美少女・ジェス(cv:楠木ともり)と出会うといったところから始まる異世界転生×ラブコメ作品です。
冒頭から豚を演じる松岡さんの軽快なセリフ回しに、「あー、このまま松岡さん2時間喋ってください笑」と思ってしまうのですが、そこからのヒロイン・ジェス(楠木さん)とのやり取りで一気に作品のギアが上がります。
あまりにも謙虚で献身的なジェスと、煩悩垂れ流しの豚の組み合わせが斬新で、こんな優しい美少女が存在する世界なんて、…と思ってしまう夢があふれた作品ですね。
ラストでは次話以降の指針が示され、「この関係値でどのように話が展開していくのか?」と続きが気になってしまいました。
この作品がおすすめな方・・・
- 優しいヒロインが好き
- 思ったことが口に出てしまう
- ようし、豚のレバーを生で食べれば(やめなさい
第5位:でこぼこ魔女の親子事情
とにかく笑えて元気になれる!2023秋アニメ『ギャグ・娯楽作品』、次にご紹介するのは、『でこぼこ魔女の親子事情』です!
一人暮らしをしていた223歳の魔女・アリッサ(cv:古賀葵)が森で拾って育てることにした人間の赤子・ビオラ(cv:水樹奈々)が16歳に成長し、グラマラスな大人の女性な容姿のビオラ(娘)と少女のような姿のアリッサ(母)の「見た目逆転でこぼこ親子コメディ」作品です。
街を歩けばビオラの娘と勘違いされるアリッサは、娘の成長を優しく見守り、それとは真逆に大人な見た目を持ちながら中身は幼いビオラは母を溺愛する―。そんな仲睦まじい様子が見ていて微笑ましく、癒し要素が高いです。
癒しアニメとしての要素も高いのですが、予測不能なビオラの行動など、ギャグ要素もふんだんに盛り込まれており、ほっこりしながらもたっぷり笑わせてくれます。
第一話では親子の関係性が分かりやすく紹介されており、アリッサとビオラのやり取りをもっと見たくなりました。エンディングの途中で次回予告を差し込む演出もエンタメ感が強くてとても良いと思いました。
この作品がおすすめな方・・・
- でこぼこコンビのどたばた劇が好き
- 仲良しな親子の姿を観たい
- 召喚された生き物を飼いたい
『でこぼこ魔女の親子事情』作品情報
- 制作:A-Real
- キャスト:
アリッサ:古賀葵
ビオラ:水樹奈々
フェニックス:土師孝也
リラ:朴璐美
ギリコ:大地葉
ルーナ:関根明良
フェンネル:近藤孝行
グリンド:小野大輔
ポンド:小西克幸
毒コアラ:大谷育江
アウリ:諏訪部順一
ナレーション:花澤香菜
- スタッフ:
監督:たかたまさひろ
シリーズ構成:ジャイロナックル
キャラクターデザイン:吉田美和
プロップデザイン:荒井梨沙
色彩設計:中村里沙
美術監督:川口正明
撮影監督:牧野真人
編集:宇都宮正記(ゼロジー)
音響制作:セイバーリンクス
音響監督:たかたまさひろ
音楽:my
- 公式HP:https://dekoboko-majo-anime.jp/
- 公式X(Twitter):https://twitter.com/DEKOBOKO_anime
第6位:アンダーニンジャ
とにかく笑えて元気になれる!2023秋アニメ『ギャグ・娯楽作品』、次にご紹介するのは、『アンダーニンジャ』です!
現代日本で暗殺や破壊活動などに暗躍し、敵対する2つの忍者組織『NIN(National Intelligence of NINJA)』と『UN(アンダーニンジャ)』の戦いを描く、ニンジャ・バトルアニメです。
原作は『アイアムアヒーロー』など人気作を輩出している花沢健吾さんで、独特のシュールさが渋い味を出している作品です。
緊張感があるような無いような不思議なテンポで話が進んでいき、ボロアパートで自堕落な生活を送っているが、実は剣術に優れた強力な戦士…?というところで一話が終わります。
戦闘シーンがお預けになってしまう終わり方で、見事に焦らされてしまいました(笑)
この作品がおすすめな方・・・
- 忍者やバトルものが好き
- シュールな笑いが好き
- ビール盗んだらそりゃ怒りますよね
『アンダーニンジャ』作品情報
- 制作:手塚プロダクション
- キャスト:
雲隠九郎:坂泰斗
加藤:新垣樽助
日比奇跡:畠中祐
鈴木:種﨑敦美
蜂谷紫音:山下大輝
川戸:安済知佳
大野:チョー
瑛太:内田修一
野口:徳井青空
小津:相馬康一
- スタッフ:
監督:桑原智
シリーズ構成・脚本:大知慶一郎
キャラクターデザイン:結城信輝
サブキャラクターデザイン:上野ちひろ
メカプロップデザイン:反田誠二
プロップデザイン:山田菜都美
総作画監督:氏家章雄 岩崎令奈
美術監督:斉藤雅己
色彩設計:油谷ゆみ
撮影監督:志村豪(T2スタジオ)
音響監督:本山哲
音楽:小鷲翔太 瀬尾祐介 中野定博 MK Ryu
- 公式HP:https://under-ninja.jp/
- 公式X(Twitter):https://twitter.com/UNDERNINJAanime
第7位:ひきこまり吸血姫の悶々
とにかく笑えて元気になれる!2023秋アニメ『ギャグ・娯楽作品』、最後にご紹介するのは、『ひきこまり吸血姫の悶々』です!
吸血鬼なのに血が飲めない名門貴族の令嬢・テラコマリ・ガンデスブラッド(cv:楠木ともり)は長い引きこもり生活を送っていたが、帝国の選ばれし強者のみが就任する『七紅天大将軍』になり、自分の弱さを悟られぬよう奮闘する、ファンタジー作品です。
これは『ストーリー作品』部門でも選びたかったのですが、ギャグ作品でも楽しめるアニメでしたので、こちらの記事で紹介させていただきました。
個人的には、鈴代紗弓さん演じるメイド・ヴィルヘイズのキャラがずば抜けて面白かったですね。最初はSっ気全開の態度から始まったと思えば、ラストではテラコマリの匂いを嗅ぎながらハァハァしてしまうというギャップに驚きました。
その他にもクセ強めのキャラたちに取り囲まれており、テラコマリのあわあわする様子が楽しい作品です。
この作品がおすすめな方・・・
- だめだめな主人公が成り上がっていく作品が好き
- 優秀なメイドを観たい
- こんな最高な環境があったら引きこもりたい…
『ひきこまり吸血姫の悶々』作品情報
- 制作:project No.9
- キャスト:
テラコマリ・ガンデスブラッド:楠木ともり
ヴィルヘイズ:鈴代紗弓
サクナ・メモワール:石見舞菜香
ネリア・カニンガム:ファイルーズあい
アマツ・カルラ:島袋美由利
カレン・エルヴェシアス:日笠陽子
ミリセント・ブルーナイト:雨宮天
ガートルード:日高里菜
峰永こはる:木野日菜
メルカ・ティアーノ:上田麗奈
ティオ・フラット:水野朔
カオステル・コント:花江夏樹
ベリウス・イッヌ・ケルベロ:水中雅章
メラコンシー:畠中祐
ヨハン・ヘルダース:小林裕介
- スタッフ:
監督:南川達馬
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:下谷智之
サブキャラクターデザイン:倉橋N濘 阿見圭之介
プロップデザイン:髙木あゆみ
アクション監督:髙木啓明
美術設定:高橋麻穂
美術監督:葛琳
色彩設計:林由稀
撮影監督:上條智也
編集:丹彩子
音響監督:高橋剛
キャスティングマネージャー:泊一平
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:椎名豪
- 公式HP:https://hikikomari.com/
- 公式X(Twitter):https://twitter.com/komarin_PR
まとめ
以上、第一話を視聴した感想をもとにまとめた、2023秋の「ギャグ・娯楽作品」部門アニメ作品のおすすめランキングでした。
ここに載せきれていない中にも面白い作品がまだまだあり、2023年秋アニメも私たちを楽しませてくれそうです。本館では、ほかに「癒しアニメ」「ストーリー重視アニメ」などもシーズンごとにまとめておりますので、そちらも覗きに行っていただけると幸いです。
長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも素敵なアニメの世界に、ゆっくりと浸かっていってくださいね。
それでは、次の湯でお会いしましょう♨
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